本日の気温は35℃、もう少しで夏本番ですね。
今回はいつもの施工実績ではなくて、エアコンの取り付け方を紹介していこうと思います。
まずは室内機から
設置する位置は、電源、冷媒配管、室外機、エアコンの吹出口を考慮して設置してください。
まずは、据付板を取付します。必ず壁の下地を狙ってください、ない場合はボードアンカーなどで施工すること
外部に出す冷媒用の穴あけは今回は65mmで開口しました。(必ず説明書に記載されている寸法であけてください)
室内機~室外機への連絡線を施工し、室内機本体を引掛けます。
室内はこんな感じですね。それでは外部に進みます。
外壁に穴を開けたので、開口部は必ずパテ処理か壁穴用スリーブなどで処理しましょう。
室内機からの冷媒配管、ドレン配管を接続します。フレアの作り方などは下部にでてきます。
それでは室外機の冷媒配管を施工していきます。室外機を設置して、冷媒配管を切断します。
ストップバルブのネジ部分を基準で切断しています。
これに関しては室外機の仕様、取付位置が関係してくるのであくまでも基準です。
切断後、まずはリーマーでバリ取り
その後カッターでさらにバリをとります。
この作業は、ゴミの侵入を防ぐため必ず下向きで行います。
フレアツールを使用し、フレア加工を行います。少しわかりずらいですが銅管を1mmほどだしています。
フレア完成
ガス漏れなどを防ぐためトルクレンチで締付します。
電気の配線も色通り施工します。
設置は終えたのでいよいよ真空引きからのガス充填です。
ストップバルブ(2方弁、3方弁)が全閉になっていることを確認して、
ストップバルブ3方弁のサービスポートへマニホルドバルブのLo側を接続します。
チャージバルブを使用することで冷媒を外に漏らすことなく施工できます。
マニホルドバルブのハンドルLoを全開にして真空ポンプを運転します。
真空引きを15分以上行い、圧力計が-0.1MPaになっていることを確認します。
真空引き終了後、マニホルドバルブのLoを全閉し真空ポンプ側のチャージホースをゆるめて、真空ポンプの運転を止めます。
ここで漏れがないか30分ほど放置します。
30分放置。。。異常なし!
サービスポートからホースを外して、液側・ガス側のバルブを全開にして、冷媒を流します。
試運転して完成です。
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