高圧ケーブル端末処理 屋外用(ハンダレス) 施工方法

様々なやり方あると思いますが、一例として備忘録として残します。

最近、高圧ケーブルの講習を受講してきました。

一番大切なことは、説明書通りに作業する

施工不良などで高圧ケーブルに不備があっては絶対にダメです。

手順書に従って端末処理してください、説明書に記載されてない現場的な事を

少し説明できたらなといいなと思います。

使用するケーブルは 6600V CVT60゜です。

 

まずは、各相の確認を行います。(色別確認)

次に、U相、V相、W相の長さをカットします。

今回はW相(青)を基準として、-150mmV相(白)、-300mmU相(赤)を切断します。

この辺からは手順書の指示に従って作業していきます。

ケーブルシースの剝ぎ取り、しゃへい銅テープの切断などは割愛します(説明書参照)

外部半導電層は専用工具を使用しましょう、

ハンダレスな接地を取り付けてます。

今回は、屋外用で接地線は片端接地となるので短く切断し処理を行います。

ケーブルの接地は両端接地及び片端接地があるが、電気主任技術者の指示に従い処理を行うこと。

半導電性融着テープなどを巻き、絶縁体の表面を溶剤等を用いて清拭します。

終端接続部本体を挿入させて圧着、処理完了です。

最後にケーブル先端から約3Mぐらいヨリをほぐしておくと電柱での作業が行いやすいです。

駆け足でここまできましたが

説明書通りに作業する

これが絶対です。

高圧ケーブルの更新や新設、機器類の改修工事などお気軽にお問い合わせください。