装柱工事 施工方法
様々なやり方あると思いますが、一例として健忘禄として残します。
施工前状況
天気に恵まれた一日でした。
電柱端部より300mm程度の位置に、PAS用の腕金1.8を取り付けます。
取り付ける方向は、PASを本柱(電力会社)に向けるイメージです。今回は柱間引込なので反対道路の電線と平行にしています。
腕金1.8の上部に、中線引留金物を取り付けます。
腕金1.8を支えるアームタイを取り付けます、高圧ピン碍子用の腕金の位置はアームタイの下部に取り付けます。約700mm
次に、端末本体を取り付ける腕金とケーブルを支える分岐バンドを取り付けていきます。
長さは現場によって違っていたりするので参考程度にしてください。
腕金の角度についてですが、端末本体を取り付ける腕金は少し内側にずらしておくとケーブルが綺麗な感じになります。
PASを取り付けてケーブルを碍子に固定します、
わかりやすく説明されている方がいたのでリンク張っておきます。
高圧ピン碍子のバインド打ち
端末本体を取り付けて、圧縮端子を仮で止めてケーブルの長さを決めます。
分岐バンドにケーブルを固定す際は、ケーブルのヨリが素直になるような感じで取り付けましょう。
私の場合、端子の向きがずれることがないのでこの状態で圧縮していきます。
(後から端子カバーがはいるかちゃんと確認してください!!)
ケーブルが抜けないように先端から3回圧縮。
端子とケーブルの隙間はエフコテープで埋めましょう、
端子カバーを入れて、ボルト止め。
ケーブルのクセをきれいにして完成。
装柱に関しては、参考書とかあまりないのでまとめてみました。
高圧ケーブルの更新や新設、機器類の改修工事などお気軽にお問い合わせください。